ワイヤー矯正について
ワイヤー矯正とは
ワイヤー矯正の方法では、歯に「ブラケット」という小さなボタンを取り付け、そのブラケットにワイヤーを通して力を加えることで、歯を所定の位置へ移動させます。定期的にワイヤーの調整を行いながら、目指す位置に歯を徐々に動かしていくのです。この矯正装置は、主に13歳以降の大人の完全に生え揃った歯に使用されます。
ワイヤー矯正の治療の流れ
1初診矯正相談(約1時間)
ご予約矯正治療に関するご説明をする機会になります。患者さまから主訴(気になっているところ、改善したいところ)をお伺いし、現状の歯並びをチェックしたうえで、概ねの治療方法や料金、期間について説明させていただきます。矯正治療に対する不安なことやご不明な点を解消していただきます。
お口の中の写真撮影、必要であればレントゲン写真の撮影を行います。
2精密検査(1時間)
初診時は問診表の記入、患者さまの登録などございますので、10〜15分程度お早めにご来院ください。
ご来院いただきましたら、受診の手続きを行っていただきます。
検査内容
- 口腔内診査
- レントゲン撮影(パラノマ・CT・セファロ)
- 印象
- 口腔内写真撮影・顔面写真撮影
3診断説明(30分)
検査結果をもとに、治療費用・治療期間などを丁寧にご説明いたします。少しでもご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
無理に治療を進めることはありません
当院では患者さまへ丁寧な治療説明を行い、治療内容にご納得いただいたうえで部分矯正治療を開始いたします。
4矯正開始〜矯正終了まで
矯正期間中は3〜4週間に一度、装置調整のため医院へお越しいただきます。
通院の内容
- 治療経過の確認
- 矯正装置の微調整
- 歯のクリーニング
※ 先に虫歯治療、親知らずの抜歯(抜く必要がある人のみ)が必要な場合は、治療が完了してから矯正治療を開始します。
5矯正終了後
メインテナンス(1〜3ヶ月に1回程度)
矯正終了後も定期的なメインテナンスを行うことで、後戻り・虫歯・歯周病の予防をおこないます。
生涯患者さまご自身の歯で生活いただけるようサポートいたします。
後戻り防止の保定装置
歯列矯正をした直後はまだ歯が固定しておらず、治療前の状態へと後戻りしやすいため、矯正治療後は「保定装置:リテーナー」をご使用いただきます。